亡くなった友人から学ぶこと

健康管理はとても大事なこと、というのは誰もが知っています。

しかし、忙しさに振り回され、なかなか思うようにいかないのが現実です。

2019年のコロナ前の話になりますが、私自身、
考え直すきっかけとなった、友人の死について書きたいと思います。

年末年始を日本で過ごし、帰ってきて早々に受け取った、元気だった友人の突然の訃報。

一緒に仕事もしたし、ご飯も食べに行ったし、
溶接の技術も教えてくれた
その友人の早すぎる死は、本当に悲しいものでした。

亡くなった友人は、私と共通の友人である、
花のマイスターの仕事の手伝いに行く予定でした。

花の世界は、朝がとても早いのですが、
いつもなら時間に正確な人が来ないので、
友人マイスターは、めずらしく寝坊かな・・・
くらいに思っていたそうです。 

しかし、たびたび電話をかけてみたけど2日経っても連絡がつかない。

さすがに心配になり、家に行って電気が付いているのをみて、
チャイムを鳴らしてもドアが開くことがなかったため、
警察と消防に連絡をし、家の鍵を開けてもらうことになりました。

友人マイスターは、玄関先で家に一歩も入れてもらえず、
消防の人が各部屋を開けて回り、
その友人がすでに助けることができない状態であることを
告げられるまでに時間はかかりませんでした。

その後、解剖に回される間、携帯電話も押収されていたため、
家族にすらすぐに連絡をすることができず、
それからの行動は大変なものだったと想像できます。

この後、お葬式に関する話になるのですが、こちらは次回お伝えいたします。

亡くなった友人は、年末から調子が悪かったのに、
友人や家族を大切にし、優先し、
周りが病院に行けという忠告も後回しにしていました。

いつもは食事がわりだったビールも、最後に行ったバーで
一杯の半分も飲めなかったとのことでした。

自分の身体のことは、自分がよくわかっている。。。

おかしいなと感じていても、結果を知るのが怖くて。。。

忙しくて時間がとれない。。。

など、それぞれの理由で後回しにしてしまいがちです。

誰にでも大切な人がいて、健やかで過ごしていてもらいたいと願っています。

ぜひ、ご自身の身体は、ご自身だけのものではないということを再認識して、
誰もが健康なうちに病気になりにくい身体作りをされるよう願うばかりです。

次回は、その友人のドイツ式お葬式に関してお伝えします。

ISPO 2020 ミュンヘンで見つけたバランスボード

ISPO 2020に行ってきました。

これは、ドイツ ミュンヘンで毎年開催される世界でも最大級のスポーツに特化したメッセです。夏冬のスポーツに限らず、屋内でのフィットネスに関連した、最新ファッションから安全装置、エコに関する最新の製品が展示されます。

この3年ほど、毎回行っており、目新しい、面白い商品に出会うのですが、その中でもこれは!と思うのは大体1〜2点。それだけでもメッセに行く価値があります。

MIBYOは、屋内での体幹トレーニングが主になるので、今回は、バランスボードについてレポートみようと思います。健康グッズ、トレーニンググッズ、にアンテナ張って、必ず飛びついていた私も実は知らなかった商品です。

バランスボード。 ネットで検索するとほとんどキッズ用としてヒットします。カーブ状の木製の板です。

シーソーに乗っている気分でゆらゆら動かしたり

広くカーブする板の上で寝転がったり板を机代わりに使ったり

板を机代わりに使ったり

と、子供が楽しめそうな使用方法が出てきます。

これが今回のメッセで出会ったボードでは、老若男女が使えるように、100キロから200キロ対応(商品によってですが)、遊び感覚、小スペースで体幹を鍛えるように仕上がっていました。

メッセ会場のBrand new(とっても新しい)というブースの一角にあり、興味津々で早速お試し。

アスリートとまではいかないけれど、運動は結構してきたし、今はMIBYOで体幹のトレーニングを開催している。そんな私も、カーブを描いた、床面という安定性を感じない板の上に乗るのは、少々不安と自分の身体の重さを感じました。

ブースにいたトレーナーのお姉さんにいくつかのトレーニング方法を教わり試してみました。

板の端に足を乗せ、反対側の端を手で持ち、シーソーのようにゆらゆら

板の両はしに足を乗せ、左右にゆらゆら

板の両はしに足を乗せ、左右交互に前後に動かす

板の両はしに足を乗せ、カーブの中心に身体の重心を取ってポーズ

子供の頃は、身も軽いし運動能力も高いので軽々だったと思います。

しかし、身体も体重も大きい大人が、子供に戻った気分で一枚板に身体を委ねるのは、折れたりしないかな。。。転んだりしないかな。。。という考えが先に来て結構難しいものです。

教えてくださったトレーナーのお姉さんは、Sehr gut! とてもいいよ!Sehr schön!素晴らしい!と褒め称えてくれました。 が、実際、他の人たちよりできていたかはわかりません。

一応体幹をトレーニングしている者として、一応きちんとできていたのかなと思うだけです。

ただ、私が実際に感じたのは、体幹がきちんとしていないとそれぞれの動きやポーズが綺麗に出来上がらないということでした。

とても面白いと感じたので、新たなコアコンディショニングのツールとして使えないものかと早速購入しました。

私自身は、ある程度うまく使うことができましたが、他の人にはどうだろうと実験していきたいと思います。

この結果については、またボードが届いてから後日レポートしていきます。