コアコンディショニングのコースを開催していますが、
一体、ヨガ、ピラティスとコアコンディショニングは何が違うの???というご質問をよく受けます。
ヨガとピラティスの違いについては、ご存知の方も多いかと思いますが、コアコンディショニングとも比較してみたいと思います。
ヨガ
ドイツでも、健康に対する意識が高い人々に支持されているヨガは、古代インドが発祥。サンスクリット語で『繋がり』を意味します。これは、心・体・魂が『繋がっている』状態を表しています。
呼吸と姿勢を意識し瞑想をすることにより、身体の力を抜きリラックス、安定した精神と心身の調和をとるものになります。
心と身体のバランスを取るための修行の観点から、『静』と『動』のうち、『静』の要素が主になります。
副交感神経に働きかける腹式呼吸法、ストレッチが基本となるエクササイズです。
ピラティス
ドイツ発祥のピラティスは、ドイツ人のヨーゼフ・フーベルトゥス・ピラティスが考案しました。
彼は生まれつき体が丈夫ではなかったため、自身を鍛えるために様々なスポーツを習得しました。その経験を生かして、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリや激しい運動が難しい人にもインナーマッスルを強化できるように開発したエクササイズです。
ピラティスは、無理なく筋肉を鍛え、機能的・効率的な体作りが可能です。 またリハビリが根本にあるため幅広い層に効果をもたらします。
ヨガとは『呼吸法に重点を置き、心身の調和をとる』という共通点はありますが、ピラティスは、交感神経に働きかける胸式呼吸法を用いるため、『動』と『肉体面』の要素が大きいところで、二つには違いがあります。
コアコンディショニング
コアコンディショニングは、アメリカで考案、日本で発展の赤ちゃんの発育発達過程にそって開発されたエクササイズです。
赤ちゃんは生まれてから、歩くようになるまでに様々な動作を経て、『姿勢』や『動き』の重要ポイントであるコア(体幹)の機能を形成しています。
このコアとは、腹部を含む胴体のことで、人が生活をし、運動をする動作の根本部となります。
赤ちゃんの動きがベースとなるため、簡単なエクササイズが多いのが特徴です。
また、トレーナーが手本をほとんど見せず、言葉で動作の指示をするため『自分で考えて動く』、頭を使うことになります。
これは、カラダと脳の連携も重要視しているためです。
そのため、姿勢の悪さやケガで動作に制限が出てしまった方、健康なうちから健康に気をつけている方、ケガをしないように気をつけている年配者やアスリートにも有効なエクササイズとなります。
以上のように、ヨガもピラティスもコアコンディショニングも健康を維持していくために有効なエクササイズです。
どのエクササイズが合うかは、ご自身で試されてみるのが良いと思います。
コアコンディショニングのトライアルに関しては、こちらでご予約・ご質問いただけます。
コアコンディショニングとは・・・に限らず、健康をテーマにした内容を今後さらに詳しくアップしていきます。
最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!!